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女装をやめたい気持ちはあるのだけれど…
女装に興味を持ち実際にやってみて、女の子のように「理想のなりたい自分」になれたときの感動を覚えていますか。
女装をし始めた当初は女性ものの洋服や下着、ウィッグや靴を買い漁り、徐々にメイクにも手を出すようになって、ファションやメイクが上達してくると「もっとキレイになりたい」と頑張って練習したものではないでしょうか。
でも見た目だけ女女性の格好をする女装。
見た目は女でも中身は男のままで、恋愛対象も異性。
職場でもプライベートで付き合いがある人もみんな、自分を「普通の男性」だと思っている。
こうした場合、女装はあくまでも自己満足のための趣味の領域でしかなく、いつかは「女装をやめなくちゃ」と思う日が訪れます。
それは結婚を意識した時かもしれないし、周囲の目を気にするのに疲れた時かもしれない…。
女装をやめたいと思う切っ掛けは人それぞれですが「女装をやめたいのにやめられない」という共通の悩みを抱える人は多いです。
「やめたいのにやめられない」で、「何度か女装やに失敗している」という人もいます。
女装をやめられない…でお悩みなら
同じ女装趣味がある人同士なら理解もあるのでしょうが、女装に偏見を持つ女性から見たら、やはり男性が女性の格好をする。ってだけで嫌悪する人が多いようです。
家族にカミングアウトして運よく受け入れられたとしても、時間がたってから「やっぱりちょっと…」と言う女性もいて、これが結婚している身であれば離婚問題にまで発展しかねません。
何で女装をやめられないのかを考えてみる
精神的に安定する、ストレス解消、キレイになった自分が好き、女の子のように可愛い格好をするのが好き、性的興奮よりも女装している自分に安心するなど。
「性的に…」ではなく「異性の格好をすることで満足する」これが「自分らしい」という点でしっくりくる。
女装をやめたいと思って一度は全てを手放すも、時間がたてば再び女装アイテムを揃えてしまう。なんて人も少なくありません。
「フェティシズム的服装倒錯症」という言葉を知っていますか。
意味⇒フェティシズム的服装倒錯症という悩み
性的な動機はなく、女装姿の自分に欲情しない、永続的に異性になりたい願望がない場合にも使われたりもします。
まずは自分がなぜ女装をやめられないのかを考えてみてください。
- 女装することで今まで知らなかった世界が広がった
- 奥さんや子供を悲しませても女装趣味を優先したい
- 性的興奮を得る手段がこれしかない
- 女装することで出会いの幅が広がり楽しみが増えた
- 男としての自分以外にもう一人の自分になれる楽しみを捨てられない
お酒やたばこと同じように女装も一度ハマッてしまうと、そう簡単には抜けられないようです。
なので一緒に住んでいる家族にカミングアウトして理解を求めるか、自分の欲望をグッと抑えて女装をやめるか、家族に内緒でコソコソと続けるか。
どれが自分と家族にとっていい選択なのかを、カミングアウトしたうえで話し合うのもいいと思います。
結局コソコソ続けたところで後になってバレた時のリスクの方が大きいような気がするので、女装を続けたいなら覚悟を決めて一度話し合ってみることを検討してみてはいかがでしょうか。