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女装メイクにも役立つ酸化チタンという成分とは
女装メイクに使うファンデーションなどのメイクアイテムには、それぞれ様々な成分がたくさん配合されています。
その一つに「酸化チタン」あるいは「酸化亜鉛」という成分があります。
酸化チタンがメイクアイテムに用いられる理由はメリットとなりますが、逆にこの成分にはちょっと気になるデメリットもあるので、今回はその辺をチョロッと語りたいと思います。
直接肌に触れるメイクアイテムなので、どうせなら肌にやさしい製品を選びたいものですよね。
特にシミなどカバーしたい肌悩みがある人は要チェックです。
酸化チタンのメリットとデメリット
専門的な話になると長くなるので簡単に分かりやすくメリットとデメリットを紹介します。
【酸化チタンのメリット】
紫外線を反射させ肌を紫外線から守る
光を反射させることで塗るだけで肌が白くなったように見える
【酸化チタンのデメリット】
酸化チタンに光が当たることで活性酸素が発生する
日焼け止めを塗った後、白浮きしやすい
洗い落としてしまうと元の肌色に戻る
まとめると、
酸化チタンは日焼け止めの役割を果たすと同時に活性酸素を発生させる
使い続けたところで肌そのものが白くなっていくわけではない
ということがわかると思います。
もし「使い続けてたら素肌が白くなった気がする」ということがあるとしたら、それは単に「洗い落としきれず肌に成分が残ってしまっている」というだけのことなので、クレンジングを見直しましょう。
【酸化チタンの種類】
酸化チタンは3種類に分類(グレードで言うと100種類以上)されますが日焼け止めや化粧品に用いられているのは「ルチル型」といって、光が当たって発生する活性酸素の量は少ないとされています。
とはいえゼロではないので”周辺の酸化を防ぐ”目的で使われるコーティング剤が必要となります。
ここで使われるコーティング剤はメーカーにより違い例えば、シリカ、合成ポリマー、フッ素、グリセリン、アミノ酸系など様々あります。
これらの成分でコーティング処理が施されたアイテムは「活性酸素対策がなされている」という安心の一つの目安になるので、肌にいいものを選びたいなコーティングされているか否かをチェックしてみましょう。
メーカーの方でコーティング処理をしている旨を公表しているのならいいですが、コーティング剤については全成分表記の義務がない成分でもあるので、気になる人は公式サイトをチェックするなどしてみてください。
他にも酸化チタンや酸化亜鉛のコーティングはアイテムの特徴などにより用途別で用いられます。
まとめ
ちなみに酸化チタンに使われるコーティング剤の中には肌に触れると落ちにくい分、それなりに肌に負担がかかる成分(例えば合成ポリマーとか)もあるので要注意です。
さらに日本製はほとんどコーティングされているとされていますが、海外製のアイテムのナチュラル系コスメやオーガニック系コスメではコーティングなしで使われているケースが多いので、こちらも要注意です。
とはいってもルチル型でマイクロ粒子ということもあって活性酸素の量は多くはないですが、先にも述べたようにゼロでもないのでコーティングしたものが使われている製品を選んだ方が無難かな。。。と個人的には思います。
※酸化チタンがコーティングされたファンデーションには例えば次のようなものがあります。